ATTACHMENT SHIBUYA

サインはコンクリートの壁にスチールの切文字。

全面ガラス張りのファサード。

什器はオークの無垢材とステンレスのフラットバーで構成している。フチのないダウンライトはイタリア・FLOSのKAP。

幅300mm、厚みが28mmもあるドイツ・pur naturのダグラスファー(米松)のフローリング。スツールはデンマーク・FRITZ HANSENのPK91。

ハンガーバーにはステンレスのフラットバーをつかい、ベースをみせずに納めた。天井には美術館などで使われるドイツ・ERCOのスポットライト。

壁から突き出たハンガーバーは壁の中に鉄骨の下地がはいっている。

ミラーはBUILDINGのオリジナル。

フィッティングルームのガラスドア。ハンドルやノブはイギリス・modricの金物でトータルにコーディネートしています。

外部から店内をみる。

> 素材の本質をストレートに表現した空間

 

熊谷和幸氏が手掛けるATTACHMENTのオンリーショップ。5店舗目となる渋谷店では既存店とはイメージの異なる、洋服をみせるための本質的でニュートラルな空間を求められました。まず、物件の変形した空間をフィッティングルームなどの配置を考えながら、白くプレーンな箱に整えました。大きなガラス窓から自然光が降りそそぐ店内の床には、木目が美しい樹齢100年のダグラスファー(米松)のフローリングが広がり、什器にはオークの無垢材とステンレスのフラットバーを組み合わせました。試作を繰り返しながら接合部の処理にまでこだわり、装飾を排除したプロポーションと素材のよさだけで空間を構成しました。妥協のないディテールの積み重ねにより、素材の本質をストレートに表現した空間を生み出すことができました。

 

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ATTACHMENT SHIBUYA|アタッチメント 渋谷

 

Website|attachment.co.jp

Category|ショップ

Address|東京都渋谷区神南1-5-7 1A

Open|2014年8月30日

Floor Space|61㎡

Client|有限会社アタッチメント

Produce|ビルディング 木村洋輔

Lighting Enginner|ミューズ・ディ 今津慎也

Construction|菊田工務店 藤井裕昭 / ビルディング 木村洋輔

Photo|14才 伊藤彰浩